「鳥貴族」大倉社長の挑戦 世界一の“チキングループ”へ

鳥貴族の業績。売上高と営業利益はコロナの影響で2021年、2022年と2年連続で営業赤字となったが、その後回復。2024年は売上高・営業利益ともにコロナ前を上回り、過去最高となった。

ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト 矢嶋康次氏:
地方出張行くと、駅前などで(鳥貴族の)黄色い看板見るとほっとする。すごいブランド力が強くなったという印象だ。

エターナルホスピタリティグループでは、店舗の急拡大を行っており、国内の「鳥貴族」643店舗、「やきとり大吉」491店舗、「TORIKI BUGER」2店舗となっている。そして鳥貴族に関しては2030年までに1000店舗まで拡大する方針だ。

海外出店は2024年9月に1号店をオープンした韓国は、2029年までに300店舗まで拡大する予定。そして台湾も毎年4、5店舗をオープン予定。そしてアメリカのロサンゼルスにも12月に鳥貴族がオープン予定で、2030年までに国内外合わせて2000店舗を目指すとしている。

――大倉社長は海外に出ないと成長はないとして、2024年を「海外元年」にしたいと言っており、もうデフレには戻らないことも確信しているようだった。

ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト 矢嶋康次氏:
完全にインフレ向けの「拡大の経営」をしている印象を強く受けた。

――今後の店舗展開が楽しみだ。

(BS-TBS『Bizスクエア』 10月12日放送より)