巨大な鍋を使って郷土料理のせんべい汁をふるまう「縄文なべまつり」が青森県八戸市で13日開かれ、訪れた人たちが出来立ての味を楽しみました。

直径が3メートルに及ぶ巨大な「縄文鍋」。八戸の郷土料理「せんべい汁」から食欲をそそる湯気が立ち上っています。

醤油味の汁には鶏肉やゴボウ、しめじなど、定番の具材のほか、「サバの水煮」が加えられ出汁の旨味がしっかりと引き出されています。

13日は6000枚のせんべいを使って2800食が用意されました。会場では1杯100円で販売される「せんべい汁」にたくさんの人が列を作りお弁当を広げながら郷土の味に舌鼓を打ちました。

また、会場ではバトントワーリングの息の合った演技や華麗な衣装でリズミカルに踊るタヒチアンダンスのショー、そして県警察音楽隊の演奏などが披露され3連休の中日の公園は秋晴れの休日を楽しむ多くの人で賑わいを見せました。