母親の再婚相手から性的虐待にあった少女…相談して見つけた目標とは
家を出て、援助交際を続けているみこさんは、取材スタッフが「街角保健室」の存在を伝えると、「話をしたい」とやってきました。
(3月から家出中のみこさん)
「男の人って女の人を襲ったりするじゃないですか、それをお父さんにされて。それをお母さんに相談したら信じてくれなくて、(母が再婚相手を)好きだから信じてくれない」
丹羽医師に家に帰りたくない理由を聞かれたみこさんは、49歳の母親が20代の男性と再婚して父親と呼べないこと、母親の再婚相手から性的虐待を受けたこと、母親に性的虐待の相談をしても信じてもらえずショックを受けたことなどを打ち明けました。
(街角保健室・中谷豊実代表)
「家出は『逃げじゃないか』という人がいるが、違う。危険なところから“退避”したんだ。自分を守りながら未来を作ろうとしている。(みこさんは)立派だなと思った」
(3月から家出中のみこさん)
「ちゃんとした大人の助けが必要だと思っていたから『何でも相談して良いよ』と言われて心強くなって、もっと頑張れそうになりました」

家庭にも学校にも居場所が見つからない少年少女たち。今日も夜の街をさまよっています。
CBCテレビ「チャント!」9月6日放送より