秋田県にかほ市に住む50代の男性が、SNSで知り合った女性から「暗号資産でお小遣いを稼いでいる。お金がたまったら旅行に行こう」などと言われ、197万円分の暗号資産をだまし取られる「SNS型ロマンス詐欺」の被害に遭っていたことが分かりました。
由利本荘警察署によりますと、2024年6月25日、秋田県にかほ市に住む50代の男性がSNSの「X」で女性と知り合い、LINEでやり取りするようになりました。やり取りを続ける中で親近感を抱いた男性は、女性から「暗号資産でお小遣いを稼いでいる。このお金がたまったら旅行に行こう」などと言われ、教えられた暗号資産取引業者のサイトに登録して運用を始めました。女性からLINEで「海外の暗号資産のサイトの方が増え幅が多いから暗号資産を移して」などと指示があり、男性は指示通りに暗号資産を移しました。
その後、男性が暗号資産を引き出そうとしたところ、カスタマーサービスを名乗る相手から「暗号資産を引き出すには手数料が必要です。手数料は暗号資産で送るように」などと言われ、7回にわたって指定された口座に合計197万円分の暗号資産を送金しました。男性は、手数料を送金しても引き出せないことから、警察に相談して被害が発覚しました。
警察は、SNSを通じて知り合った相手から暗号資産などの儲け話を持ちかけられた場合は、1人で判断せず、家族や友人、警察に相談するよう呼びかけています。
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