富士山の登山規制について山梨県と地元関係者の意見交換が行われ、県が検討している5合目ゲートの閉鎖時間前倒しは「地元の合意のもとで行うべき」といった意見が出されました。

富士山の山梨県側では今年の夏山シーズン、午後4時から翌日午前3時まで5合目のゲートを閉鎖し、1人2000円の通行料を徴収する登山規制を行いました。

しかし、ゲート閉鎖直前の駆け込み登山などが目立ったとして、県は来シーズン、閉鎖時間の前倒しを検討しています。

富士吉田市など地元関係者が出席して意見交換が行われ、出席者からは「規制時間の決定は地元関係者の合意のもとで行うべき」などといった意見が出されたということです。

また、県は通行料と任意で1人1000円を集める保全協力金の統合を検討していて、引き続き意見交換を行うとしています。