深紅の大優勝旗を間近で見ることができます。
高校野球、夏の甲子園で全国制覇を果たした、仙台育英学園高校の功績を多くの人に知ってもらおうという企画展が、9日から仙台市内の百貨店で開かれています。
仙台市青葉区の藤崎には、深紅の大優勝旗などを一目見ようと、開館と同時に多くの人が訪れました。
会場には深紅の大優勝旗や優勝盾のほか、甲子園での各試合の様子を写したパネル約50点が展示されています。

この企画展は、仙台育英高校が、夏の甲子園で東北勢初となる全国制覇を成し遂げたことを称え、宮城県高等学校野球連盟などが主催しました。

会場には、仙台育英高校野球部の須江航監督の姿も…。

須江航監督:
「まだ試合の映像もあまり見ていないので、すごくシーンが蘇る。選手に送ってあげようと思い、動画や写真を撮った」
訪れた人:
「優勝した時の感動がまた思い出された。涙がまた出た。100年の重みがひしひしと感じられた」
「息子も野球をやっていて、小学校から知っている子も写真に載っていたので、収めてきました」
この企画展は、青葉区の藤崎本館で11日まで開かれています。