秋の代表的な味覚「マツタケ」の出荷作業が、青森県むつ市の農業生産法人でピークを迎えています。

2024年は、夏の暑さや雨が少なかったことが影響して2023年より収量は減っているものの、出来は良いということです。

下北半島のマツタケの収穫は9月下旬頃から始まり、市民から収穫したマツタケを買い取っている、むつ市の「下北カンブリア農場」では出荷作業がピークを迎えています。

マツタケは、大きいもので長さ20cmほど、重さ70gを超すものもあり、10日は地元の人たちがマツタケに付いた土をハケで丁寧に落としていました。

下北カンブリア農場によりますと、2024年のマツタケは香りも良く、出来は良いものの雨が少なかった影響で収量が例年の半分程度に落ち込んでいるということです。

下北カンブリア農場 常田嘉一郎 代表
「生産者の人も一生懸命頑張っていますが、自然のものが相手なので、もっと取れてくれればいいなと思っています」

マツタケの収穫は10月20日頃まで続く見込みで、首都圏や関西方面の料亭やレストランなどに出荷されるということです。