経済的に苦しい中学生の高校進学を支援する「みやざき子どもほほえみ基金」の運営委員会が宮崎市で開かれました。

「みやざき子どもほほえみ基金」は、子どもの支援活動などに取り組む奉仕団体「宮崎キワニスクラブ」が2015年に設立したものです。

10日は、寄付団体の関係者らが出席した運営委員会が開かれました。

基金では、昨年度、県内の中学3年生38人に、高校進学の支援金として1人あたり20万円を給付したということです。

(みやざき子どもほほえみ基金 兒玉邦彦事務局長)
「見ず知らずの他の人が応援してくれたと、社会が応援してくれたという思いを子どもたちが受け止めて、将来、社会に還していく意欲を持ってくれたらすごくうれしいと思っている」

「みやざき子どもほほえみ基金」では、今年度も38人前後に支援金を給付することにしています。