衆議院が解散され、事実上の選挙戦がスタートしました。

自民党が、”裏金問題”以外で候補者の公認を見送った選挙区があります。
福岡9区。自民党の「お家騒動」は選挙戦にどう影響するのでしょうか。
「ルールに基づいて判断した」
9日午後、石破内閣が衆議院を解散し、投・開票日まで18日という異例の短期決戦の火ぶたが切られました。
自民党本部は9日、全国の公認候補を発表。
派閥の裏金事件に関わった議員の処遇が注目されましたが、福岡の選挙区でもうひとつ注目されたのが、支部長が空白となっている「福岡9区」の公認問題です。
党本部は自民党福岡県連が申請していた参院議員の大家敏志氏(57)の公認を見送りました。

自民党・森山裕幹事長
「院を変わる場合には特に任期中の議員につきましては党からの要請がなされることが一つのルールでございますから、そのルールに基づいて判断をさせていただいたということであります」