「夢のような3日間」柳井のチームを全国大会初優勝に導く

父親がバスケをしていたこともあり、暇さえあればNBAの映像などを見て勉強する日々。小学4年生になると6年生のメンバーに混ざり試合に出場します。

常に自分よりも高いレベルの選手とプレイすることで、実力を伸ばしていきました。

森本敏史さん
「1番は視野が広いこと。私がコーチをしててあそこにパスを出して欲しいなと思うところに出せる選手はいい選手なんですけど、彼はその上を行ってて、そこに出すのかという感じがありましたね」

6年生の時、チームとして16年ぶりに全国大会に出場すると、強豪を次々と破りチームを初優勝に導きました。

森本敏史さん
「僕のなかでも柳井の田舎のチームが全国に出て優勝出来るのは夢というか目標としては持ってましたけど、達成できるかというのは難しいと思ってました。3日間リーグとトーナメントがあるんですけど夢のような3日間でしたね」

ミニバスを退団し、柳井中学校に進学した河村選手ですが、中学校での成績はベスト16。優勝にあと一歩届かなかった河村選手は高校の進路である決断をします。