シンガポール人女性を名乗る人物とのやり取りで、70代の男性が3250万円相当の暗号資産をだまし取られる詐欺事件の発生が発覚しました。

被害にあったのは長崎県佐世保市内に住む70代の会社員の男性です。警察によりますと、男性はことし3月、SNSアプリのメッセンジャーでシンガポール人女性の「ウェンディー」を名乗る人物と知り合い、LINEでやり取りするようになりました。

その後男性は「ウェンディー」から「投資のビッグウェーブが来る。元金の7倍くらいの利益が出る」「私は投資のスペシャリストだ」などと暗号資産の投資を勧められました。「ウェンディー」の言葉を信じた男性はことし7月末までの間、指定された口座に13回にわたり、あわせて3250万円相当の暗号資産を送金しだまし取られたということです。

「出入金の動きがおかしい」と暗号資産の取引会社から連絡を受けた男性が警察に相談し事件が発覚。警察はSNS型投資・ロマンス詐欺とみてアカウントの特定などを進めています。

長崎県警によりますと、SNS型投資・ロマンス詐欺は県内でことし1月以降に124件認知されていて、被害額は7億5000万円を超えているということです。