幕末の長州藩の留学生「長州ファイブ」にちなんで、山口県萩市がイギリスに送り出した中学生ら「長州ファイブジュニア」が5日、現地での体験を報告しました。
萩市の5人の中学生は7月から8月にかけての17日間、イギリス・ロンドンで、語学などの研修に参加しました。
中学校3年生
「14歳の今のうちに、容姿や考え方、言語が異なる人々と当たり前のようにふれあう経験ができたことは非常に貴重でした」
中学校3年生
「最初のレッスンのとき、私の席はロシアとウクライナの学生に挟まれ、少し不安になってしまいました。しかし2人は初めて会うとは思えないほど仲がよく、とても驚きました」
市などが主催した「長州ファイブシンポジウム」には、およそ80人が集まり、中学生の報告に耳を傾けました。
幕末、海外に行くことが制限されていたなか、長州藩から5人の留学生がひそかにイギリスに渡りました。
初代総理大臣・伊藤博文や、日本の「鉄道の父」とよばれる井上勝など、のちの明治時代に活躍した面々です。
「長州ファイブジュニア」の取り組みは萩市が2006年度から始めたもので、今回で15回目。渡航費や現地のスクール代などの費用を市が負担しています。
中学校3年生
「歴史を変えた先人たちが育った萩で、私はこれからも新しいことに挑戦したり、探求していく姿勢を持ち続けたいと思っています」
ふるさとの偉人にならい、高い志をもつきっかけになったようですが、現地では苦労もあったようです。
中学校3年生
「やっぱり日本と食文化が、味つけなどが少し違って、それにちょっと舌が慣れていなくてそれがちょっと大変でした」
およそ160年も前に留学した長州ファイブについては、こんな感想も。
中学校3年生
「やっぱり昔は英語をスマホで翻訳することができなかったと思うので、その機能がなかったのはつらかっただろうなって思います」
シンポジウムでは、イギリス人から市に寄贈された、新しい井上勝の資料がもうひとつの目玉になりました。
資料の解説もあり、集まった人は、明治のヒーロー「長州ファイブ」に思いをはせていました。
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