着用率が九州では最下位となっている自転車のヘルメット着用の機運を高めようと、交通安全啓発グッズを製作した宮崎県立高鍋高校の生徒や協賛企業などに、警察から感謝状が贈られました。
高鍋警察署から感謝状が贈られたのは、高鍋高校の生徒会長の山下真央さんと美術部の長野百花さん、それに、協賛した9つの企業と団体です。
「自転車ヘルメット着用推進リーダー校」の指定を受けている高鍋高校は、ヘルメット着用の機運を高めるため、去年12月、生徒会と美術部を中心に交通安全啓発グッズを考案。
協賛企業などの賛同を得て、ヘルメットマイスターのロゴマークなどが記されている反射材付きのキーホルダーをおよそ5か月かけて製作しました。
(高鍋高校生徒会長 山下真央さん)
「ヘルメットの着用推進リーダー校でもあるし、交通安全というところで賞状をもらえたのはうれしい。これから高校でより多く活動していきたい」
(高鍋高校美術部 長野百花さん)
「誰でもわかりやすいように、ぱっと見で伝わるようなデザインを工夫しながら描いていった。たくさん広まって、けがが減れば良いなと思う」
また、8日は高鍋警察署や高鍋地区交通安全協会などに協賛企業と団体から完成した交通安全啓発グッズが手渡されました。
(高鍋警察署 杉村昌俊署長)
「この啓発物が作成されたことで、東児湯地区は自転車ヘルメットの着用がかなり広がっていくのではと大きく期待している」
警察庁のまとめによりますと、今年7月時点の県内のヘルメット着用率は8.1%で、全国平均の17.0%を下回り、九州では最下位となっています。
今年に入ってから8月までに県内の自転車が絡む事故は169件発生し、けが人のうち85%がヘルメットを着用していなかったということです。
今回の啓発グッズは、現在、およそ3300個作られていて、今後、東児湯地区すべての中学生と高校生に配布されるということです。
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