心不全の初期症状は息切れ・むくみ・だるさ

井上キャスター:
慢性心不全の初期症状としては、▼息切れ、▼手足のむくみ、▼だるさが挙げられるということです。
大島院長によると、「約2週間前から息切れなどの症状が出ていても、患者の多くは見過ごしている」ということです。悪化すると、心臓の機能が低下してしまい、死に至る場合もあるといいます。
心不全の5大リスクは…

【心不全の5大リスク】
●家族に心臓の病気をした方がいる
●高血圧
●糖尿病
●脂質異常症
●喫煙
大島院長は「心不全は生活習慣を見直すことで未然に防ぐことができる。健康診断などで日頃から自分の体の状態をよく見ることが重要」としています。
ホラン千秋キャスター:
別れはいつも突然で、本当に驚くことやショックなことがたくさんあります。
心不全にもさまざまな種類があるとのことですが、症状が出たとしても適切に対処すれば亡くならない可能性もありますし、普段からできることもあるようです。

産婦人科医 宋美玄さん:
服部先生のことは直接は存じ上げませんが、飲食関係の友人はすごくショックを受けていました。若くて元気な方が突然亡くなられることもあるようで、やはり心臓の病気は怖いと思います。
私は循環器に詳しいわけではありませんが、心不全は何らかの予兆がある人が多いと聞く一方、胸の痛みなどをなかったことにして無視している人も多いと聞きます。放っておかないほうがいいと思います。
ホランキャスター:
「ちょっといつもと違うな」「この痛みは今まで感じたことがないな」と思ったら、そのサインを見逃さないのが大切だということですよね。
産婦人科医 宋美玄さん:
ある程度の歳になると、健康診断で高コレステロール血症に引っかかったり、糖尿の気がみられたりしても放置してしまう人が多いと思います。それでは健康診断を受けている意味がないので、治療したほうがいいと思います。
運動や食生活もそうですが、健康診断はちゃんと受けて対応したほうがいいと思います。