自民党の茂木幹事長がいわゆる旧統一教会側と接点のあった党所属の国会議員を公表し、富山県選出では、田畑裕明(たばた・ひろあき)衆議院議員が、教会と関係の濃い議員として、 氏名が公表されました。

自民党は衆議院と参議院の議長を除く党所属の国会議員379人に対し、旧統一教会との関係を点検したうえで報告するよう求め集計を進めてきました。

その結果、教団側との接点があった議員は179人にのぼりました。

このうち選挙での支援依頼やボランティア支援など関係が濃かった議員については氏名が公表され富山県関係では田畑裕明衆議院議員の名前があがりました。

田畑氏は▼選挙におけるボランティア支援をうけていた議員、▼旧統一教会関連の団体の会合に出席し挨拶をしていた議員、▼関連団体に会費などを支出した議員、これらの3つの関係で氏名が公表されました。

田畑議員以外の4人の県選出議員の名前はありませんでした。

関係の濃い議員として名前が公表されたことについて田畑議員の事務所は「あすの取材対応を調整している」としています。

田畑氏をめぐっては、チューリップテレビの質問状に対し、関連団体から選挙支援はなかったとした上で、個人レベルでの支援があったことを認めていました。

今後、田畑議員がどのように説明責任を果たすのか注目されます。