原子力規制委員会が青森県の六ヶ所再処理工場などの現地調査を行い、委員が重大事故の対策などを確かめました。
4日に日本原燃の再処理工場などを訪れたのは、原子力規制委員会の関係者10人です。このうち原子力規制委の長崎晋也委員は9月新たに委員に就任しており、設計や工事計画を審査している再処理工場での重大事故の対策や、建設中のMOX燃料工場の現状を確認しました。また、第2保管庫・貯水所では重大事故などが発生した際に使用する可搬型設備の設置状況などを確認しました。
※原子力規制委員会 長﨑晋也委員
「審査をするにあたって実物を知るのは非常に重要なことで、これから理解しながら審査できると思う」
日本原燃は再処理工場の完成時期の目標を2026年度中、MOX燃料工場は2027年度中としています。