東日本大震災をきっかけに生まれた岩手県陸前高田市とオランダとの交流のシンボルとなる広場が完成し、5日、開所式が行われました。

陸前高田市の川原川公園の一角に完成したのは日蘭友好広場です。5日は市民と広場の整備に協力したオランダのデン・ヘルダー市立海外植物園の関係者ら約100人が集まり、開所を祝いました。

陸前高田市とデン・ヘルダー市が震災の発生を機に続けている交流の証しとして、広場の整備が実現しました。完成に合わせてオランダから贈られたチューリップの球根1万個のうち6000個が、参加者の手で広場に植えられました。

(参加した子どもたち)
「カラフルできれいで元気なチューリップに育ってほしいです」

このチューリップの花が咲くのは来年の春だということです。