山形県寒河江市では小学生が慈恩寺の観光ガイドに挑戦しました。

緊張の中、ふるさとの魅力を発信し、地元への愛着を深めたようです。

「皆さん慈恩寺へようこそ。僕はこの山門についてガイドします!」

寒河江市の慈恩寺ではきょう醍醐小学校の5年生と6年生が「慈恩寺子どもガイド」に挑戦しました。

児童たちは、去年から慈恩寺の学習を進めていて今年の7月からは自分たちで魅力をPRしようとガイドの練習をはじめきょうを迎えました。

児童は訪れる人に自分から声をかけガイドを行います。

きょうはツアー客も参拝に訪れ、大人数を前にガイドを行いました。

緊張もガイドの回数を重ねるごとに解けてきた様子。

今回のために準備したクイズなどを交えながら、楽しんでガイドを行えたようです。

「ヒントヒント!」

「ヒントですか?ヒント言っちゃとほぼ答えになっちゃう」

ツアーで訪れた人も児童たちのガイドで慈恩寺の魅力をより詳しく知ることができたようです。

訪れた方「皆しっかりしてて、いっぱい教えてもらった。素晴らしかった。初々しくてはっきりしててよかった」

訪れた方「小学生が自分の勉強と一緒に観光客のために一生懸命勉強した跡が伺えて素晴らしいなと思った」

児童「今日のガイドはいろんな人にもちゃんと声をかけて「きいてみませんか?」と言って情報とかもはきはきして言えたので良かった」

児童「間違っていることを言っちゃうとほんとだと思う人もいるから正しいことを伝えられるように頑張ってます。友達の前で話すと顔知っている人と話すからまだ大丈夫だが、初めてくる人とかもいるから緊張した」

地元の名所を学び、そして自ら発信したことで、児童たちは地元への愛着を一層深めているようでした。