宮崎県小林市出身の男性が経営する企業から西諸地域の2市1町におよそ1億円の寄付があり、紺綬褒章の伝達式が行われました。

小林市、えびの市、それに、高原町に寄付金を贈ったのは、埼玉県に本社を置く樹脂加工メーカー「ミヤザキ」です。

2日は公益のために私財を寄付した個人や団体に贈られる紺綬褒章の伝達式が行われました。

「ミヤザキ」が寄付したのは総額1億800万円で、各自治体では、学校の電子黒板やプロジェクターなどの購入費用にあてたいとしています。

(ミヤザキ 山之上道廣社長・小林市出身)
「子どもたちの将来に役立つ、いろんな世の中を知るとか、勉強の仕方とか、そういうものに役立ててほしい」

「ミヤザキ」は、現在、小林市内に7つの工場を設けていて、今後も積極的に地元の雇用を促進していきたいとしています。