宮崎空港の誘導路で不発弾が爆発したことを受け、2日午後、現場には陸上自衛隊の不発弾処理隊が到着。現在も宮崎空港では復旧作業が行われています。
現在の状況を伝えてもらいます。

(田尻怜也記者)
こちらは宮崎空港の展望デッキです。
辺りは暗くなり、雨、風が強くなってきましたが、現場では光をつけて、今も宮崎空港の部隊や業者が、アスファルトの撤去など復旧作業にあたっています。

滑走路につながる誘導路で爆発があり、陥没ができたため、航空機の離着陸はきょう(2日)終日、見合わせとなっています。

宮崎空港事務所によりますと、不発弾が爆発した原因は分かっておらず、滑走路にも飛散物が飛んだということです。

現場には、陸上自衛隊の不発弾処理隊が午後1時半ごろに到着し、3時過ぎに撤去作業が完了しました。

滑走路の閉鎖に伴い、搭乗カウンターでは、正午すぎまで払い戻しや変更手続きを行う人で長蛇の列ができましたが、夕方ごろには、ほとんど利用客の姿は見られませんでした。

利用客の中には、「修学旅行で東京に行く予定だったが、欠航になって行けなくなった。みんなで作り上げた予定で楽しみだったが、台無しになって悲しい」という声も聞かれました。

宮崎空港では、3日朝の運航再開を目指し、復旧作業が今も続いています。