2日朝、宮崎空港の誘導路で爆発があり、終日、滑走路が閉鎖されました。

調査の結果、爆発したのはアメリカ製の不発弾だと判明しました。

午前7時58分、宮崎空港の誘導路で突然、爆発があり、土煙が吹きあがりました。

2分前には、その近くを航空機が走行している様子が確認できます。

国土交通省宮崎空港事務所によりますと、爆発があった場所には直径7メートル、深さ1メートルのだ円形の陥没が確認されました。
けが人はいませんでした。

自衛隊を含む関係機関が連携し、原因の究明を進めたところ、爆発したのはアメリカ軍の不発弾だと判明しました。

(田尻怜也記者)
「宮崎空港の誘導路に陥没が見つかった影響で、カウンター前はこのように多くの搭乗客で混雑しています」

この影響で宮崎空港の滑走路は閉鎖され、搭乗カウンターは、払い戻しや変更手続きなどをする人で長蛇の列ができました。

(宮崎空港の利用客)
「どうしましょうという感じ」
「不安ですね。無事に何事もなければいいと思います」

影響は、羽田空港でも…

(羽田空港の利用客)
「こういう状況で、全然振り替えの便も取れないような状況なので、順番待つしかないんですね」

宮崎空港事務所によりますと、2日は終日滑走路が閉鎖される見通しで、3日朝の運航再開を目指しているということです。