佐藤真優アナウンサー「こちらの住宅、すべて基礎の部分が通常の住宅よりも15センチほど高くなっていて、こちらには雪囲いも設置できます。これらはすべて冬への備えということです」

多い時で2メートルほど雪が積もるというこの地域に合わせ、取り外しのしやすい
雪囲いが準備され、敷地内には、除雪車が入るためのスペースが確保されています。

山形県 県土整備部 建築住宅課営繕室 大泉明子 室長補佐「一般的(な仮設住宅)には、入口に入るスロープの部分は屋根のない状況。冬も入れるように屋根をかけさせていただいています」

8月20日に建設が始まってから1か月ほどで完成となりました。

この応急仮設住宅には今月7日から16人が入居するということです。

鮭川村農村整備課 堀米毅 課長「被災してから2か月経ちますので、不便な生活をされて、疲れているのではないかと思うので、この住宅に入っていただいてまずはゆっくり休んでいただければと思います」

戸沢村でも同じような仮設住宅が28部屋完成していて、今月10日から58人・28世帯が入居予定だということです。