今年7月の記録的な大雨から2か月余りがたちました。
鮭川村と戸沢村では、建設が進められてきた応急仮設住宅が完成し、きょう、その設備が公開されました。
まもなく入居が始まります。
今年7月の記録的な大雨では、浸水や土砂崩れなどによる住宅被害が多く発生しました。
鮭川村では4棟が全壊、12棟が半壊したほか浸水被害もあり、現在14世帯33人が避難生活を送っています。

こうした中、仮の住まいとなる応急仮設住宅が先月末に完成しきょう公開されました。

応急仮設住宅は木造平屋で合わせて8室が建てられました。
単身用の1Kが2部屋、世帯用の2DKが6部屋あります。

県産材の杉などが多く使われていて、高齢者が多いことから風呂や玄関、トイレには手すりが取り付けられています。
また、一人暮らし用の部屋には体調の急変などに備え緊急ボタンが設置されました。
押すと外壁の非常ベルが鳴り、周辺住民に異常を知らせることができます。
