万が一の事態に備え、関係機関の連携を強化します。
宮崎県のえびの高原で硫黄山の噴火を想定した防災訓練が行われ、周辺施設の従業員らが避難誘導などの初動対応を確認しました。
2日の訓練は、硫黄山が噴火したという想定で実施され、えびの市の職員のほか、えびの高原内にある6つの施設の従業員などおよそ50人が参加しました。
訓練では、従業員らが屋外にいる登山客や外国人観光客に向け、英語などで書かれたプラカードを掲げ、安全な建物の中に避難するよう呼びかけました。
そして、それぞれの施設から、近くのホテルへ避難者を誘導する手順を確認しました。
(えびの高原自主防災組織 笠島一郎会長)
「外国人の方インバウンドの方もたくさん来ていただける場所ですので、しっかりと言語対応も強化していって、皆さんに安全に過ごしてもらえるように日々意識してこの訓練をいかしていきたい」
えびの市では、こうした訓練を通して関係機関の連携を図り、緊急時の対応力向上につなげたいとしています。
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