星野気象予報士が撮影した彗星は…

このあと10日間程度は、彗星は太陽と同じ方向にあるため、観察することは難しい状況です。10月13日ごろからは太陽は夕方の西の空に移り、仙台市天文台によりますと、はじめは2等くらいの明るさで見えるということです。
ただ、2等というのは普通の恒星であれば都会でも見える明るさですが、彗星というのはぼんやりとした光の天体のため、2等であっても肉眼ではっきり見るのは難しいようです。また、夕方の明るさが残る空に見えるため、観察には双眼鏡や望遠鏡が適しているということです。その後、彗星は夕方の西の空で次第に高度を上げていきますが、太陽から離れていくため明るさは次第に暗くなってゆきます。


こうした中、10月末に、また別のさらに明るい彗星が見られる可能性が出てきました。