『総選挙 最大の争点』について「みんなの声」は?

藤森キャスター:
今後の日程については、このあと9日に解散となり、27日に衆議院選挙の投開票が行われる見込みです。

NEWS DIGアプリでは『総選挙 最大の争点』について「みんなの声」を募集しました。

Q.解散総選挙の場合 最大の争点は?

「政治とカネ」…66.2%
「旧統一教会との関係」…10.1%
「経済対策」…12.6%
「社会保障・少子化対策」…2.7%
「被災地の復旧・復興対策」…5.1%
「外交政策」…1.2%
「その他・わからない」…2.2%

※10月1日午後11時16分時点
※統計学的手法に基づく世論調査ではありません

小川キャスター:
真山さんは選挙に向けて、今後どのような点に注目していかれますか?

小説家 真山仁さん:
あまり時間がないのですが、やはり本当に「納得と共感」を求めるのであれば、できるだけ多くの国民とコミュニケーションを取ったり、いろいろな世代の声を聞いたりするべきだと思います。

地方が主役だとおっしゃっていますが、そうすると絶対「じゃあ都会はいいのか」という反論が出てくるわけですよね。なぜか自民党は「地方、地方」とおっしゃいますが、でもウエートはいつも中央にあるじゃないかと。

こういうところを細かく、ちゃんと1個ずつ説明できていくかということが選挙の結果につながってほしいですし、つながるという自覚を持ってほしいです。

小川キャスター:
最後に岩田さん、今後のポイントを教えてください。

TBS報道局 岩田夏弥 政治部長:
所信表明演説と代表質問が続きますが、従来は、事前にある原稿を読み上げて終わりということがほとんどでした。

しかし石破さんは今回の会見で、こうした国会での発言や所信表明、代表質問への答弁についても「自分の言葉で語りたい」「誠心誠意やってまいりたい」と話していました。そこで本当に自分の言葉で伝えられるのかどうか、「共感と納得」を得られるのかどうかが焦点だと思います。

小川キャスター:
どのような言葉で語るのか、つぶさに聞いていきたいです。

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<プロフィール>
岩田夏弥
TBS報道局 政治部長 元官邸キャップ
小渕総理以来、主に政治取材を担当

真山仁さん
小説家 「ハゲタカ」「ロッキード」など
最新著書に「疑う力」