石破茂総理が衆議院選挙を15日公示、27日投開票の日程で実施する意向を示しています。
これを受け岩手県内は参院補選との同日選挙になる見込みで、選挙用品を制作する業者や自治体の選挙管理事務局は急ピッチの準備に追われています。

1日午後、選挙用品の制作や販売を手がける岩手県花巻市の印刷会社「小彌太」の工場では衆院選挙のポスター掲示板の制作作業が急ピッチで進められていました。
9月30日までは参院補選の掲示板作りが行われていましたが、自民党の石破新総裁が衆院選挙の投開票日を27日にする意向を示したことを受けて、衆院選のポスター掲示板の制作に追われています。

社員やアルバイトを増員して、1日から1週間ほどで岩手県内や北東北の自治体を中心に8000枚の掲示板を仕上げます。
(小彌太 小瀬川雄太さん)
「もともと10月27日で印刷などの準備は進めてきたが、急ピッチで今進めている。納期等を考えると(平時の)10倍ぐらいの作業量にはなっている。やるしかないと思って気持ちを奮い立たせてがんばっている」
このほかにもタスキや旗などの制作も同時に行っていて、当面は深夜まで作業が続くということです。