進化した最新車両の「顔」

愛知県豊川市にある日本車輌の豊川製作所。東海道新幹線開業の1964年に誕生した、国内ナンバーワンの新幹線メーカーです。

現在活躍中の最新車両は「N700S」、Sは「最高」を意味する「Supreme」(スプリーム)。

その特徴は何といっても先頭車両=「顔」にあります。

デュアルスプリームウイング形と呼ぶ、エッジのきいた立体的な形状。

空気抵抗や騒音などを軽減し、快適な乗り心地を実現したといいます。

この最新車両はどのようにして作られているのでしょうか。

(日本車輌 土井康平さん)
「機械に頼れる部分は機械の加工技術を使っているが、非常に大きな構造物で複雑な形状をしているので、最後の微調整などは職人の技で製造をしている」