「市内の公園の遊具の半数以上が使えない」

子どもたちの遊び場で、満足に遊べない事態に陥っているのは、沖縄県の浦添市。
市内の公園の遊具の半数以上が使えなくなっています。何が起きているのか、取材しました。

人口11万5000人。沖縄の県都・那覇市に隣接し、子育て世代も多い浦添市。市内には公園が89か所あり、207基の遊具があります。

しかし今、 そのうち、116基が使えない状態にあります。全体の56%の遊具が“使用禁止”となっているのです。(※2024年9月現在)

浦添市で使用禁止となった遊具


遊具が利用できない状況は、去年の12月ごろから続いています。

市民は…
「ひもで“使用禁止”みたいな感じ。使えない公園は浦添市内に多々あります。市外や他のところを検索して、公園に遊びに連れて行っています」

 母 「ブランコで遊べている?最近」
  「ううん」
 母 「上の子のときは遊んでいる風景があった。(今の風景は)さみしい」