長引く咳などの症状が特徴の「マイコプラズマ肺炎」。東京都で患者数が過去最高となっています。子どもに多い感染症ですが、なぜこれほど感染が広がっているのでしょうか。

発熱や長引く咳などの特徴 1999年以降、最多に

東京都港区の「クリニック ばんびぃに」では、ここ数週間、発熱の症状を訴える患者が急増しているといいます。

男の子(3)の父親
「きのうから急に熱が上がっちゃいまして」

クリニック ばんびぃに 時田章史 院長
「マイコプラズマを喉から調べたら陽性になっています」

いま、拡大を見せているのは、マイコプラズマ肺炎です。

東京都感染症情報センターによると、9月16日から22日までの1週間に報告された患者数は、1医療機関あたり2.80人です。統計が開始された1999年以降、最多です。

7月1日から7日までは0.72人でした。

3歳の子どもが感染
「この子のお兄ちゃんがこの間までかかってたんで、うつったのかなって思っています。症状は鼻水と咳と高熱です」

マイコプラズマ肺炎は、発熱や長引く咳などの症状が特徴です。