県内各地の商工会が地元のこだわりの商品を販売するイベントが、27日から鹿児島中央駅前で始まりました。

鹿児島中央駅前のアミュ広場で始まった「商工会こだわりの逸品フェア」。各地の特産品を広く知ってもらおうと開かれていて、今回で10回目です。

南大隅町の商工会からは2つの店が初出店。辺塚だいだいやタンカンなどフルーツを使ったクラフトビールに、サクラやスギ、タンカンの木など5種類のチップで燻したスモークチーズが並んでいます。

(カマンベールスモークチーズを試食・レポーター)「いただきます。香りがすごく良い、その後でチーズの味がしっかりしている。これはお酒がいただきたくなる」

(トムズスモーク 冨田俊二代表)「カマンベールのスモークは珍しい。温度を上げると溶けてしまうので、温度が上がらないように何回も休ませながらスモーク」

また、会場には大崎町から、使い終わったガスボンベを加工して作ったバーべーキューコンロや、霧島市の老舗刃物店の包丁なども並んでいます。

(鹿児島市から)「近くでいろんなものを手早く買えるから良いです」

(福岡県から旅行)「黒豚みそを買った。ごはんのおともに」

(鹿児島県商工会連合会 河本正男副会長)「感謝をしながら、さらにこれを発展させていきたい、会員と一緒になって頑張っていきたい」

イベントは29日、日曜日まで、アミュ広場で開かれています。なお、来月は、第2弾として薩摩、伊佐・湧水、第3弾は種子屋久、奄美をテーマに開催されます。