オミクロン株に対応した新しいワクチンの接種が9月中にも準備が整った自治体から始まります。今あるワクチンを打つのか、新しいワクチンを打つのか。静岡県や静岡市は「待たずに接種を」と呼びかけています。
ファイザーとモデルナは8月、厚生労働省に対し、オミクロン株の「BA・1」にも効果が出るように改良した新しいワクチンの承認申請を行いました。厚労省が先週開いた専門部会では、2回目までの接種を終えた12歳以上の人すべてを接種の対象とする案が了承されました。
9月中にも準備が整った自治体から高齢者など重症化のリスクが高い人や医療従事者の接種が順次、始まる見通しです。
こうした中、今あるワクチンを打たずに、新しいワクチンを待つという市民も出てきています。
<静岡市 新型コロナウイルス感染症対策課 若月秀文課長>
「3回目接種が進んでいないこともあって臨時の集団接種会場を設けました。その時に9月中旬から新しいオミクロン株対応のワクチン接種が始まるという報道があり、報道を見た方がキャンセルをするということが結構ありました」
静岡市は3回目の接種率が低い10代から20代向けの集団接種会場を8月下旬、臨時に開設し、予約がいっぱいの状況でした。
しかし、新しいワクチンの接種時期を示されたあと、各会場で10%以上のキャンセルが出たといいます。静岡市では新しいワクチンが9月19日〜25日までの間に届く予定ですが、接種開始の見通しは立っていません。
<静岡市 新型コロナウイルス感染症対策課 若月秀文課長>
「新しいワクチンについては供給とかスケジュールが示されていないので(今あるワクチン接種の)機会を逃さずに接種して頂きたいと思います」
静岡県も現在接種できるワクチンを打つことを薦めています。
<静岡県健康福祉部 後藤幹生参事>
「重症化と後遺症というのは、後々すごくその人の人生に大きな影響を残す可能性がある。打って頂いた方が今後の人生に対するプラスが大きなものになる」
自分だけではなく、高齢者や基礎疾患のある人を守るためにも『待たずに接種』が求められます。
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