富山県魚津市に本店を置く、にいかわ信用金庫で不祥事です。
にいかわ信用金庫によりますと、元職員は1991年7月ごろから、知人から借りたローンカードを使用し、借り入れを繰り返しおこなっていたほか、2016年7月からは、その知人にフリーローンを契約させカードローンの借入金の返済に充てていたということです
ことし7月、内部監査をきっかけに事態が発覚しました。元職員は9月13日付で懲戒解雇処分となっています。
ローンの残額198万5000円は、元職員の家族が全額弁済したということで、警察へ被害届は提出しておらず、元職員の年齢や性別についても非公表としています。

にいかわ信用金庫は「今回の不祥事件を厳粛に受け止め、コンプライアンス意識の一層の醸成と内部管理体制の充実強化に努めてまいります」とコメントしていて、すべての顧客に、取引内容の確認のため、残高案内の発送を予定しているということです。
