12年前対馬市の寺から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像を巡り韓国の寺が返還に反対しない意向を示したことについて、被害にあった寺の前住職が会見を開き改めて「一刻も早く返していただきたい」と訴えました。
対馬市の観音寺から盗まれた「観世音菩薩坐像(かんぜおんぼさつざぞう)」を巡っては、去年10月、韓国の最高裁が韓国の浮石寺ではなく観音寺に所有権があるとの判決を言い渡しましたが、判決から1年近くが過ぎた今も返還は実現していません。

観音寺 田中節孝 前住職:
「一刻も早く返していただきたい」
この仏像を巡り韓国の浮石寺は返還に反対しない意向を観音寺に文書で伝えたと明らかにしています。しかし、百日間にわたる法要を浮石寺で行うことを日本側が承服することが条件とされていて、これに対し観音寺の田中節孝 前住職は26日の会見で不満を述べました。
観音寺・田中節孝 前住職:
「(韓国は)譲渡したみたいな口調ですけど冗談じゃないよと、最初から観音寺のモノで今も観音寺のモノ、声高に解決するその日まで声を出し続けていきたい。」
その上で田中前住職は浮石寺からの文書に対して、返事を求められているものではなく今の時点で返答はしていないとしています。














