能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市の「輪島朝市」の事業者による「出張朝市」が仙台市内で始まりました。

仙台市青葉区の藤崎前で始まった「出張輪島朝市」では、能登の海産物を使った干物や伝統工芸品の輪島塗などを扱う4店舗が並んでいます。

1400年以上の歴史を誇り、日本三大朝市の1つとして知られる「輪島朝市」は、能登半島地震とそれに伴う火災で大きな被害を受けました。

被災した一部の事業者は全国各地を回り「出張朝市」を開いていて、東北での開催は今回が初めてですが、先日の豪雨の影響で参加店舗は半分になったということです。

訪れた人:
「今の自分にできることを考えて。いいものだったので購入した」
南谷良枝商店(輪島市)南谷良枝さん:
「『ひどいね。なんでこんな目に遭うのかね』と言って買って下さるお客さんが多いので、すごく温かいなと思っている」

南谷良枝商店(輪島市)南谷良枝さん

「出張輪島朝市」は藤崎本館、サンモール側の特設会場で28日まで開かれています。