仙台市内の会社役員の男性が、SNSで知り合った女を騙る人物などに「サーバーの修復費」などとして、複数回に分けて現金約4000万円をだまし取られました。
男性は1回で最大1000万円を送金してしまっていました。
仙台市青葉区に住む会社役員の70代男性は、9月22日から10月4日までに、SNSを通じて知り合った女を騙る何者かに、「直接会いましょう」「会うためにはサイト内で使用できるカードの購入が必要」「購入した代金は返ってくる」などとメッセージで言われました。

指定された口座に送金したものの、スペシャリストと名乗るサイトの担当者に「サーバーでエラーが出て手続きが上手くいかないため修復費用が必要」と言われ、さらなる送金を求められました。
男性は、購入したカードの費用を返金してもらおうと、修復のためにネットバンキングを用いて送金しましたが、担当者が「度重なるエラー」と言い、送金を再三求め、それに応じた結果、現金約4000万円をだまし取られました。
男性は、最大で1回につき1000万円を送金していたということです。