地下街では天候に左右されずイベントができることに魅力を感じた永井大地さんは、2022年12月に初めて『古町夜市』を開催。
当初は不定期のイベントでしたが、今年7月から毎週土曜日の開催となりました。

「古町の飲食店街に足を運ぶきっかけになるような、そういう“ハブ”となるような場所になったらいんじゃないかなと思って」
新潟市の中心部に『西堀ローサ』が開業したのは、1976年。
新潟県内初の地下商店街として誕生し、アパレルショップなどが立ち並び、流行の発信地となっていました。

ところが、“大和”や“三越”などの百貨店も閉店し、古町からは明かりがどんどんと消えていきます。
西堀ローサのテナントの売り上げ高は、ピーク時には50億円でしたが、近年は1億2000万円ほどにまで落ち込んでいました。
そして、運営する第3セクターは10月までに解散し、2025年度中には、新潟市に市有化されることが決定。
入居するテナントは、2024年度で全て撤退することになりました。














