そして迎えた判決…

そして9月25日、判決の日を迎えました。
男はカッターシャツに長ズボンで法廷に現れました。座っているときは、両手を軽くにぎり、ひざの上に置いていました。
広島地裁呉支部の 島崎航 裁判官は、「指導者の立場を悪用したもので、常習性も認められる」と指摘しました。
一方、「大学教員の職を失うなど、一定の社会的制裁を受けている」などとして、男に、懲役2年・執行猶予5年を言い渡しました。
最後に島崎裁判官は男に、「被害者に与えた影響もですし、(被害者は)信頼していた人に裏切られたという思いも強いと思う。身を慎んで生活して、更生してもらいたい」と説諭しました。
弁護側は、控訴しない方針ということです。