土砂災害などを想定し、消防や行政などが静岡県伊豆市で訓練を行いました。

<東部総局 青島悠記者>
「消防と建設業界がタッグを組み、実際に災害が起きたことを想定した訓練が行われています」

訓練には、消防隊員や行政職員、地元建設業協会の協会員など約100人が参加しました。訓練では、消防隊員が建設や林業のプロから重機を使って泥道を走行する方法やチェーンソーを使って倒れた木を切断する方法などについて指導を受けました。

また、車が土砂に埋まってしまった想定の訓練では、消防や行政が連携し、要救助者の情報を共有しました。

<駿東伊豆消防本部田方北消防署 島田祐輔救助係長>
「(建設業協会には)自分たちでは訓練できない、細かい技術操作を指導していただいた」

<土屋建設 土屋昭社長>
「日頃何もない時に、しっかり協働して、1つのことを成し遂げる訓練をしていくことが、伊豆地域に大きな災害が来た時、伊豆の防災力向上につながるのではないか」