宮崎市などでサービスが展開されていた自転車を簡単に借りることができるシェアサイクルですが、各地でサービスが停止していることがわかりました。
宮崎トヨタ自動車と延岡市がそれぞれ運営を行う、シェアサイクルサービス「PIPPA(ピッパ)」。
このうち、宮崎トヨタ自動車は、2021年にシェアサイクル事業を宮崎交通から引き継ぎ、宮崎市と新富町で運営を開始しました。
しかし…
(下川祥子記者)
「宮崎市の橘通り沿いにある、こちらのシェアサイクル専用の駐輪場ですが、自転車が一台も止まっていません。よく見てみると、サービス中断のお知らせが貼ってあります」
宮崎トヨタ自動車によりますと、全国で「PIPPA」のシステム管理を行っている、東京に本社を置く会社「オーシャンブルースマート」と9月上旬から連絡が取れない状態になり、その後、代理人弁護士から債務整理などに関する通知が届いたということです。
そのため、宮崎トヨタ自動車はサービスの継続は困難と判断し、9月21日にサービスを停止。
宮崎市と新富町のあわせて87か所、320台の自転車を撤去しました。
また、去年10月からシェアサイクルサービスを実施している延岡市でも、9月20日、同じく債務整理などに関する通知が届き、サービスを停止したということです。
(延岡市 読谷山洋司市長)
「そこの会社が再開できないなら、ほかの会社さんの契約によって早く活用したい再開したいとは思っています。まだ、ちょっと説明を聞かなければわからない。少なくとも、一方的にできませんという説明は何らないので」
市街地の回遊性を高める移動手段として期待されていたシェアサイクル。
宮崎トヨタ自動車と延岡市では今後、別のサービスの導入やほかの事業者を見つけるなどして事業再開を目指したいとしています。
宮崎トヨタ自動車によりますと、「ミヤトヨPIPPA」は、宮崎市と新富町であわせて月に3500回から4000回の利用があったということです。
注目の記事
【3月9日】レミオロメンのカバーで1000万回再生 当時高校生だった3人が15年後の「3月9日」に再会した理由「この日しかないと思って【前編】

「おとうは、かっこいいけど…」 津波で父は行方不明 15歳の野球少年は30歳に 娘ができて初めて気づいた“父の偉大さ”

【講演全文・前編】3・11当時の気仙沼警察署長が「決断と後悔」語る【東日本大震災15年】

「この子と飛び降りようと…」2歳で失った左手 それでも息子は前を向き パラ陸上で世界を狙う白砂匠庸選手 見守り続けた両親と笑い合えるいま

「検診の痛みは、治療の100分の1」私が子宮頸がんで失った、腎臓と、自由と、子どもとの時間 放送作家・たむらようこさん

南極の氷が「最大42キロ」後退 失われた面積は「東京、神奈川、千葉、埼玉に匹敵」30年間の衛星データで判明 将来の海面上昇に警鐘









