ロシアの新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「サルマト」の発射施設で、爆発によってできたとみられる痕跡が衛星画像で明らかになりました。発射実験に失敗したとの見方が出ています。
人工衛星を運用するアメリカの「マクサー・テクノロジーズ」は、今月21日に撮影されたロシア北部プレセツク宇宙基地の衛星画像を公開しました。
サイロと呼ばれる地下の発射施設の周辺に、およそ60メートルのクレーターが写っているとして、ロシアの核兵器を監視する団体は今月19日に行われたとみられる「サルマト」の発射実験の際、ミサイルが爆発した可能性があるとの見方を示しています。
ロシアのペスコフ大統領報道官は23日、発射実験に失敗したのかとの問いに「軍に問い合わせるべきだ」としコメントを避けました。
「サルマト」は複数の核弾頭が搭載可能でアメリカのミサイル防衛網を突破できるとされ、プーチン大統領が2022年に発射実験に成功したと表明していましたが、監視団体は成功したのはこの1回だけで、去年にも発射実験に失敗したとしています。
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