被災した輪島塗職人の祖父を支え 出張輪島朝市では店の手伝いも
災害救助犬や重機を使っての捜索も始まる中、現場からは2つのスニーカーが見つかりました。

祖父・誠志さん「まだ見つかりません。遺留品は見つかったんです、本人が使っていたペンとかね」
誠志さんは輪島塗の職人ですが、能登半島地震で被災し今は130キロほど離れた野々市市で避難生活を続けています。3月に金沢市で開かれた出張輪島朝市では、祖父の手伝いをする翼音さんの姿がありました。

祖父・誠志さん「じいちゃんのおる野々市から金沢の高校どこか探して、近くの高校に行くために頑張って勉強する。その間はそれまでずっとじいちゃんの手伝いしてあげるよって言ってくれた」
同級生も現場を訪れます。
同級生「笑顔がステキで、とても話してたら楽しくなる。1秒でも早く見つかって声をかけたい」
24日午後、父の鷹也さんが1キロ以上離れた海岸で見つけたのは…
父・鷹也さん「翼音が最近まで使っていた枕、家のものがちらほら見つかっている」

翼音さんらの捜索は、25日も行われる予定です。