中国で日本人学校の児童が襲われ死亡した事件から、あすで1週間になります。上川外務大臣は、中国の王毅外相に一刻も早い事実解明や再発防止を求めました。
上川外務大臣は23日、国連総会にあわせ訪問しているアメリカ・ニューヨークで中国の王毅外相と会談しました。
上川外務大臣
「日中関係の基礎は何よりも両国の間の国民交流にこそある。ご承知の通り、その国民交流に深刻な打撃を与える大きな事件が発生をいたしました」
上川大臣は中国・深セン市で日本人学校に通う男子児童が登校中に刺されて死亡した事件について、▼犯人の動機を含む一刻も早い事実解明や再発防止、▼中国に在留する日本人の安全確保に向けた具体的措置などを求めました。
王毅外相は事件について、「日本側も冷静に理性をもってみるべきであり、政治化するのを避けるべきだ」と述べたということです。
事件からあすで1週間。中国に住む日本人学校に子どもを通わせる親からは依然、不安の声が聞かれます。
日本人学校の保護者
「いまも落ち込んでいる感じです。(子どもに)外で日本語を大きい声で話さないようにしてね、という話をしてます」
「大きい子どもですけども、付き添うような形にして今は対応しています」
こうした中、中国に駐在する金杉憲治大使は、日本人が3000人以上住む北部・遼寧省の大連市を訪問。市のトップ・熊茂平書記と会談し、日本人の安全確保を要請しました。
金杉憲治 駐中国大使
「一層の関係強化について議論したいと思います。そして、その重要な前提となりますのが、在留邦人の安心と安全であります」
日本大使館によりますと、熊書記からは「日本人の懸念については十分に留意している。事件を受けて日本人学校の警備を強化している」といった趣旨の発言があったということです。
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