養殖に使われたアコヤガイに感謝する真珠供養祭が愛媛県宇和島市で行われ、参加者が真珠産業の発展を祈りました。
真珠貝供養祭はアコヤガイへの感謝を込め、愛媛県漁協が毎年この時期に実施していて、24日は関係者12人が出席しました。
出席者は海に見立てたたらいにアコヤガイを放ち、貝への感謝と真珠産業の発展を祈願しました。
県漁協によりますと、2019年から宇和海沿岸で続くアコヤガイの大量死の影響で真珠の生産量は以前より半減しているものの、海外需要の高まりなどを背景に、販売額は昨年度およそ106億5000万円と、前の年よりおよそ39億円増加したということです。
(県漁業協同組合・平井義則組合長)
「2年続けて値段はよかったのですが、将来的に見ると値段というものは当然どんどん上がるとは予想しにくい。貝の方をある程度、確保できて生産量を増やして、そのためにも安定した母貝が必要になる」
			
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