大型で強い台風11号は、6日朝早く大分県に最も接近し、全域が強風域に入っています。また線状降水帯が発生するおそれもあり、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。
大型で強い台風11号は、6日午前6時には対馬市の北北西およそ90キロにあり、1時間におよそ40キロの速さで北東に進んでいるとみられます。中心の気圧は965ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は35メートルです。
(高橋記者)「午前4時の佐伯市です。台風が最接近しているとみられ、雨脚は強まり風も非常に激しくなっています」
台風の接近に伴い、大分県内は風速15メートル以上の強風域に入っています。佐伯市宇目では午前1時10分、観測史上最大の最大瞬間風速27.7メートルを記録。佐伯市や豊後高田市、国東市でも20メートルを上回っています。現在、佐伯市など5つの市と町に高齢者等避難が発表されています。
台風の影響で、JRは県内のすべての在来線で始発から運転を見合わせています。フェリー各社も始発からの運休が相次いでいます。県内の高速道路はいまのところ通行止め区間はありません。
大分県内は昼前にかけて局地的に雷を伴う非常に激しい雨が降るおそれがあります。気象庁は九州北部に線状降水帯の予測情報を発表していて、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。
注目の記事
【きょう千秋楽】ウクライナ出身力士・安青錦 初優勝で史上最速の大関誕生なるか 戦火を逃れて来日→41年ぶりのスピード出世で関脇に【サンデーモーニング】

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】

「段ボール箱の中に女の子が…」刑事のもとに飛び込んだ一本の無線 広島市小1女子児童殺害事件から20年 当時の捜査員が語る“事件を教訓に芽生えた思い”

【Snow Man】がもたらす地方への恩恵 大型イベントで浮き彫りになる地域課題も…専門家が指摘する「ホテル増設が進まない」3つの理由









