県内はこれまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、土砂災害に引き続き警戒が必要です。

県内で、降り始めからきょう午前5時までの降水量は、真室川町差首鍋で306ミリ、西川町大井沢で298.5ミリ、酒田大沢で280ミリなどとなっています。



この大雨で県内では、最大12市町村で避難指示が出されました



またきのうは南陽市で、冠水した道路に車が進入し動けなくなり、運転手などを救助する活動が3件あったほか、村山市で、自宅の周りが冠水し避難できなくなった人を救助する活動が1件あったということです。



東北地方の上空に寒気が流れ込んでいるため、県内は大気の状態が不安定となっていて、強い雨が降り、雷を伴うところもある見込みです。

気象台は、土砂災害や河川の増水などに注意・警戒し、きょう夕方にかけては落雷や突風などにも注意するよう呼びかけています。