静岡県のこども園の通園バスの中で意識不明の園児が見つかり、病院で死亡が確認されました。警察は、置き去りにされた園児が熱中症で死亡した疑いもあるとみて、調べを進めています。

きょう午後2時すぎ、静岡県牧之原市の川崎幼稚園の職員から「バスの中で園児が意識がなく、呼吸もしていない」と通報がありました。救急隊が駆けつけた際には園児は心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認されました。

死亡したのは、この園に通う河本千奈ちゃん(3)です。園児はきょう午前9時ごろ、登園のためにバスに乗りました。警察は、園児が登園の際にバスから降ろされず、置き去りにされたとみていて、園児は発見までの5時間、バスの中にいたことになります。

きょう、牧之原市の最高気温は30.5℃。警察は園児が熱中症で死亡した疑いがあるとみて、調べを進めています。