山梨県北杜市で山岳遭難が相次ぎ男女2人が行方不明となりました。

このうち遭難者とみられる男性が5日、見つかり死亡が確認されました。

警察で身元の特定を進めています。

山岳遭難が起きたのはいずれも北杜市白州町の鞍掛山と尾白川渓谷です。

警察の捜索 山梨・北杜市白州町 5日

このうち鞍掛山では3日、キノコ狩りへ向かった北杜市の50代男性の行方がわからなくなり警察などが捜索したところ、きょう山中で意識不明の状態の男性を発見しました。

その後、救急隊が死亡を確認しました。

所持品などから遭難した男性とみられ、警察で身元の確認を進めています。

一方、尾白川渓谷では4日に埼玉県の70代女性が家族と登山の下見に訪れた後、1人で渓谷に向かい行方が分からなくなっています。

尾白川渓谷 山梨・北杜市白州町

今も見つかっておらず、警察はあすも捜索する予定です。


県内では8月までで山岳遭難が91件起きていて、去年より25件多くなっています。

死者は6人多い10人となっていて警察は登山の際は万全の準備をするよう呼びかけています。