甲子園を目指した夏の高校野球大分県大会が終わって1か月。プロ野球志望届けを提出する予定の佐伯鶴城高校の大型スラッガー、古川雄大選手を取材しました。
しなやかな筋肉から鋭い打球を放つ佐伯鶴城高校の古川雄大選手は身長186センチ、体重90キロの大型外野手です。

渡辺キャスター:
「夏の大会が終わって1か月ですが、今どんな風に過ごしていますか?」
古川雄大選手:
「3年間の集大成が終わったということで、終わった後はゆっくりして仲間といろんなことがあったなって話したんですけど、次の目標のドラフトに向けてしっかりと体を大きくつくっていきたいと思っています」
4番センターとしてチームをけん引した夏の大会はベスト4。高校通算21本塁打、50メートル6秒フラットで走る「走攻守」そろった逸材に12球団が視察に訪れています。
現在、ウエイトトレーニングを重ねて体づくりに励むとともに、プロに向けて木製バットを振り込み、ボールを遠くへ飛ばす技術のレベルアップを図っています。
古川雄大選手:
「木製バットの扱い方とかちょっと難しいところもあって、結構振り込んできましたが、とらえ方の技術とかも、もうちょっと上げないといけないなという部分はあるので、そこを意識して練習しています」
高校進学のときは40校以上からの誘いを断り地元・佐伯からプロになると誓った古川選手の憧れは…
古川雄大選手:
「ソフトバンクホークスの柳田選手が目標です。球界最強バッターと呼ばれているのがカッコ良いなと思って。そのバッティングを抜かしつつ、足でも守備でも勝てるようなプレイヤーになりたいと思っています」
渡辺キャスター:
「最後にドラフトに向けて意気込みを聞かせてください」
古川雄大選手:
「やっぱりプロに行くということはそれなりに覚悟を持たないといけないので、準備を怠らないようにしっかりとやっていきたいと思います。プロ野球選手になって『球界最強の古川』と呼ばれるような選手になって思いきりプレーしていきたいと思います」