駅のロッカーが驚きの進化をとげています。荷物を預けて手ぶらで観光をしている間にホテルに預けてくれる新サービス。今や預けるだけじゃない。発送もできて、ケーキに肉、薬も受け取れる1台3役の時代となっています。
駅のロッカーで預けた荷物がホテルに 自宅にも

JR新宿駅では、大きな荷物を持った海外からの旅行者や出張・観光で訪れた人たちが駅のロッカーを利用していました。
利用者
「新宿駅で用事があるので、スーツケースを持ったままだと移動が大変だなと思って」
アメリカから観光
「(アメリカには)このようなロッカーはない。荷物を持って行くよりは良い」
手ぶらで観光できると喜ぶ声がある一方…
栃木から出張
「この後別の駅とかに行くのですが、いちいちロッカーとかに戻ってきたりとか面倒くさい」

こうした悩みを解決するサービスを9月19日にJR東日本が始めました。

高柳光希キャスター
「けっこう広いのでカバンを入れても、だいぶ余裕があります。手ぶらで東京観光に行きます」

荷物を預けたら、人気のワッフルを食べ、新宿の名所巡り。そのあと向かったのは、荷物を預けたロッカーではなく、都内のホテルです。
高柳キャスター
「新宿駅で預けた荷物が(ホテルに)届いていました」

ホテルに即日荷物を届けてくれる「ロッカーホテル即配サービス」という便利なサービスです。
事前に専用サイトで予約。対象のロッカーに入れた荷物を、配送員がホテルまで届けてくれます。
ホテルだけでなく、自宅に届けてくれるサービスも同時にスタートしています。